印西ライノス バスケ教室10月から開講 

印西ライノス バスケ教室10月から開講 
参加した生徒らに指導する、印西ライノスの廣島祐一郎選手(左)とツセビャック・ヨバン選手

 印西市を拠点に活動する3人制プロバスケットボールチーム「印西ライノス」が、10月からバスケットスクールを開講する。
 開講前の9月6日、印西市内の体育館で無料体験会が開かれ、市内の小中学生ら約20人が参加した。参加者らは、同チームの廣島祐一郎主将、ツセビャック・ヨバン選手の2人から、シュートやパスなどの指導を受けた。その後、参加者らが5人1組のチームに分かれて廣島・ヨバン両選手と対戦する模擬試合も行われ、参加者らは口々に「楽しかった」などと、体験会を楽しんでいた。
 参加した廣島主将は「地域密着のプロスポーツチームとして、やっと一歩目を踏みだせたのかな」と語った。指導した参加者の印象については「すごく目がキラキラしていて、向上心にあふれていた」と手ごたえを感じていた。
 同チームの小澤佳祐オーナーは「昨年の発足当初から地域密着のチームとして活動しているので、地域の子どもたちへのバスケットボール指導はずっと念頭にあった」といい、活動開始から2年目で知名度も徐々に向上したのを機に開講したという。

◆印西ライノス 今期は4位 プレーオフ進出果たせず

 9月4日に閉幕した3人制プロバスケリーグ「3×3.EXE PREMIER」2022シーズンでは、印西ライノスは関東カンファレンスで6チーム中4位に終わり、プレーオフ出場は果たせなかった。
 昨年は同リーグで2位入賞したが、昨シーズン終了後に他チームへの選手移籍があり、新たに選手を補充してチームを一から立て直す必要に迫られた。
 今シーズンから合流した選手たちは、試合を重ねるごとに成長を遂げたが、昨年と同じような結果を出せずにシーズンを終えた。
 廣島主将は「すごく成長しているな、という手ごたえがあったけれども、結果としては残念な結果になってしまった」と、今シーズンを総括した。
 その上で「プレミアリーグが終わっても、プロアマ混合の大会には出場するので、そこで新たな結束を固めて来年は必ずリベンジしたい」と、来シーズンへの意気込みを示した。

 バスケスクール開催場所などの問い合わせは、rhinos.basketballschool@gmail.com まで。

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