千葉県ラグビーまつりin印西 ラグビー尽くしで盛況

千葉県ラグビーまつりin印西 ラグビー尽くしで盛況

 第30回千葉県ラグビーまつりin印西が11月19日、印西市浦部の松山下公園陸上競技場で開かれた。ラグビーまつりの開催自体は2019年の第29回以来4年ぶりで、試合を入れたゲーム形式での開催は2018年の第28回以来5年ぶり。=写真=
 会場では、午前中に印西ラグビークラブと松戸ラグビークラブによる50歳以下の部の試合が行われ、印西が42―7で松戸に圧勝した。続いて行われた50歳以上の部の試合では、50歳以上の往年のラガーマン達がグラウンド上で白熱した試合を展開。印西が15―12で松戸に競り勝った。
 印西ラグビースクールと松戸ラグビースクールの生徒たちの試合も行われ、保護者たちが、我が子が試合で躍動する姿をスマートフォンで撮影していた。
 運営にあたった、荻原健一・印西ラグビースクール代表は「前回(2019年)が今年と同じようにラグビーワールドカップの時期だった」と、市民のラグビーへの関心が高まっており「盛況なうちに終われて良かった」と語った。

関東女子ラグビー 横河武蔵野、RKUグレースに32―17で勝利

【横河武蔵野―RKU】後半2分、トライを決める横河の高崎真那(青色のユニホーム)

 午後には招待試合として「第34回関東女子ラグビーフットボール大会」公式戦の、横河武蔵野アルテミ・スターズ(東京都)とRKUグレース(茨城県)との試合が行われた。
 前半は、横河が前半4分にトライを決めたのを皮切りに優位に試合を進め、RKUに得点の隙を与えずに18―0で折り返した。
 後半は、RKUが後半23分にトライを決めたのを端緒に猛烈に巻き返したが、前半での無得点が響き、32―17で横河が勝利した。
 「今回は公式戦初戦」という横河の山本和花主将は「新しく入ったメンバーもいて、絶対に(点差で)圧倒しようと思ったけど、途中からRKUグレースさんが巻き返してきた」と振り返り、後半のRKUの追い上げに苦戦したという。
 RKUの瀧谷のどか主将は、公式戦初戦での負け試合を念頭に「『練習から見つめなおす』としたけど、勝ちきれなかった。次戦では練習からこだわって、勝ちきっていきたい」との考えを示した。
 試合を観戦した、東京都の会社員女性(40)は「横河武蔵野アルテミ・スターズが勝って良かった」と満足げだった。松戸市の無職男性(67)は「RKUの追い上げがすごかった。あと少し時間があれば良かった」と述べた上で「午前中のラグビースクール生徒の試合も良かった」と、ラグビーを満喫していた。

RKUグレース(白色のユニホーム)のエスコートをする、印西ラグビースクールの生徒たち
NECグリーンロケッツ東葛の選手交流イベントに参加する子どもたち

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