北総鉄道は、北総線車両に印西市など沿線自治体の広告を掲げた列車「北総線活性化トレイン」を来年2月末まで運行する。
この事業は、同社と千葉県、印西市・白井市など6市で構成する「北総線沿線地域活性化協議会」(活性協)が、10月1日に実施する北総線の運賃値下げに合わせ、沿線地域の活性化を目的に実施する。
列車は8両編成で構成され、沿線自治体の広告を車体外側と車内広告スペースに掲出する。北総線は京成線・都営地下鉄浅草線・京浜急行線に相互直通運転で乗り入れており、列車が乗り入れ先路線の都心部を走るため、沿線地域の知名度向上につなげたい考え。
同社の広報担当者は「北総線沿線がこれからも選ばれる地域になるために、地域に活力を生む若い世代を呼び込みたい」という。