【松本尚衆議院議員コラム】見て、聞いて、永田町 第12回 予算委員会(TV入り)質問

【松本尚衆議院議員コラム】見て、聞いて、永田町 第12回 予算委員会(TV入り)質問
松本尚衆議院議員

 前回に引き続き委員会質問の話題です。
 今国会では1月30日に予算委員会で質問する機会をいただきました。全閣僚出席のもとNHKが生中継する基本的質疑初日の場で、1年生議員が質問に立つのは自民党では初めてだそうです。
 「即戦力」を訴えて総選挙を戦いましたから、少しはそれを示すことができました。

 予算委員会は国会審議の「花形」とも言われ、野党議員は世間の話題になっている政策を中心に政府を問い詰めます。テレビ中継の入る日はなおさらです。もっとも政策論争ならば良いのですが、時に週刊誌の記事などを持ち出し追求することもあるので、そんなときは建設的議論にならないこともしばしばです。一方で、与党である自民党の議員はそうはいきません。政府を困らせるばかりではダメで、国民の皆さんが知りたいこと、政策に反映して欲しいことを題材に自分の意見を主張しながら、かつ政府に対する応援なども軽く入れ込んだ(←ここが大事)、実に機微な質問をしなければならないのです。

 さて、衆議院では質問者の話す時間と答弁者の話す時間は合算されて全体の質問時間とされます(ちなみに参議院は質問者の話す時間のみが質問時間にカウントされます)。従って、答弁者が長く回答をすると質問者の持ち時間はどんどん少なくなるのです。今回、私に与えられた時間はわずか20分でした。
 20分の質問時間ではだいたい6~7問ぐらいのやり取りになります。「余るんだったらこっちに時間をよこせ」と野党が注文をつけるので、質問時間を余すことは許されません。念のために10問を準備しましたが、案の定というか、政府側の答弁は少々長めなので、前半の3問を終えたところで質問時間が足りなくなる状況になりました。ここからが大変です。

 私は、委員会質問には一つのストーリーを持って臨むことにしています。聞きたいテーマが10個あって一つずつ10問ではなく、質問のテーマは1つか2つ、その中で論理的に順を追って質問しながら成果のみえる回答を引き出していくことを心懸けています。なので、質問時間が足りなくなると、ストーリーを崩さずにどの質問を外していくかを、答弁を聞きながら判断していかなければなりません。当然、答弁内容はそのときにならなければ分かりませんから、臨機応変に対応することになります。わずか20分の間に高度な知的ゲームをやっている感じですが、今回の予算委員会ではほぼ予定通りの展開で終えることができました。

 テレビを通してどう見えたかは分かりませんが、中身のあるやり取りだったと思います。

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