【松本尚衆議院議員コラム】見て、聞いて、永田町 第18回 永田町の3つのS(エス)

【松本尚衆議院議員コラム】見て、聞いて、永田町 第18回 永田町の3つのS(エス)
松本尚衆議院議員

 世間には3K(きつい、帰れない、給料安い)とか、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)などの言葉がありますが、永田町には「3S」(政策、政局、選挙)というのがあります。と言ってもこれは私が勝手に作っただけですが、よくよく考えてみると意外に当を得ていて、この3つをバランス良くみるのが政治家に求められる素養ではないかと思うのです。

 政策――当たり前ですが、これを語れなければ国会議員であることの存在意義はありません。医療問題を中心とした社会保障政策についてはいろいろと思うことがありますが、これに限らず、防衛有事、産業・エネルギーや、食料などの安全保障、積極財政、農業再興、教育問題、そして憲法改正などの政策を大きく前に掲げています。自らの政策無くして政治を語ることなどできませんし、政策課題は多岐にわたりますから、これからも幅広く知識を蓄えるつもりでいます。

 政局――新明解国語辞典によれば、「政争を引き起こすの意に用いられ、首相交代や解散総選挙など、政界の勢力分野に影響を及ぼすような局面をいう」とあります。自らの、あるいは思想信条を同じくする仲間たちの考える政策を実現するためには権力を持つ、すなわち政権を担当しなければなりません。自民党の中でも意見の分かれる政策もあります。そうなれば党内で発言力を持つことも大事になります。そのためには理論武装をし、数(仲間)を集めて権力を手にすることが必要です。それ故、政局の流れを読み、時には政局を作り出すことが政治家にとって重要になるのです。政局と言うと権力闘争とか、カネが飛び交うなどと誤解(確かに昔はそうだったようですが)されるのですが、一義的には「政策を実現するため」の一連の活動なのだと思います。

 選挙――国会議員に限ることなく、すべての政治家は選挙による有権者の審判を経なければ何もできません。どんなに素晴らしい政策を訴えていたとしても選挙に勝たなければそれを実現することは叶わないのです。それ故、われわれは自分の政策や思想信条をなんとか有権者に伝えようと必死で努力することになります。是非、私の政策に耳を傾けていただきたいです。

 国会議員には政局ばかり語る人、選挙だけは強い人など様々いますが、やはり政策が一番重要に決まっています。ここを外してしまえば、国家観の見えない、ただ議員であり続けたいだけの人に成り下がってしまいます。そこは忘れずにいたいものです。

政策、政局、選挙――私はこの3つのどれも大好きです。

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