印西ライオンズクラブ(LC)と千葉県赤十字血液センターは11月5日、印西市中央北のイオンモール千葉ニュータウンで献血キャンペーンを行い、買い物客らに向けて献血協力を呼びかけた。
会場周辺では、会員らが「献血」のプラカードを掲げ「O型やAB型の血液が不足しています」と献血協力を呼びかけた。その後、会員らは献血会場に入り会員自身も献血した。
同センターによると、毎年冬になると献血に協力する人が減少するという。コロナ禍前はイベント会場や工場・物流センターなどの各種企業に献血バスが出向いていたが、コロナ禍でイベントが相次いで中止となり、企業の献血バス受け入れ中止も重なり、献血者数の減少が加速している。
同センターは、千葉市や船橋市を中心に、柏市など東葛地域を含め県内6カ所に常設の献血ルームがあるが、北総地域には常設の献血ルームは無く、印西市や成田市のショッピングモールに献血バスを出して対応している。
献血キャンペーンに協力した、印西ライオンズクラブの浅野均会長は「コロナ禍で献血が減っている。明日はわが身、という事で協力をお願いしたい」と、献血協力を訴えた。
◆中澤俊介議長が献血に協力
この日は、中澤俊介・印西市議会議長も献血協力の呼びかけに参加し、自身も献血に応じた。
中澤議長は、これまで延べ18回の献血経験があり、終始リラックスした様子で献血に応じていた。本紙の取材に「少子高齢化の影響により、献血を必要とする高齢者は増加しているため、若い世代への協力を呼びかけたい」と語った。
※千葉県赤十字血液センター公式サイト