印西地区消防組合は7月27日、同組合消防本部・牧の原消防署の受水槽の給水栓が破損し、上水がオーバーフロー配管から流出した事を明らかにした。消防業務には支障はなく、給水栓は修理する予定。同組合は7月20日付で、全署に週1回の受水槽の目視点検と水道メーター点検を指示し、再発防止に努めている。
同組合によると、6月16日に同署の機械室内に設置されていた受水槽のオーバーフロー管から水が出ているのを職員が発見。翌17日に調べたところ、受水槽の給水配管に設置されている給水栓が腐食により破損、脱落した事が分かった。
翌月の7月1日に水道メーター検針員から、上下水道料金が340万4948円、使用量が4964立方㍍と通常の使用量より高額な点を指摘され、大量の上水流出が分かった。
受水槽は2021年7月17日に定期検査を受けており、その時点では異常は無かったという。5月の水道メーター検針でも異常が無かったことから、5月から6月中旬までの1カ月半の間に何らかの原因で故障したものと見られる。
水道代の支払い方法については、今後検討するという。