中和抗体検査とは、ワクチン接種による中和抗体が自分の体内にどれだけあり、予防接種の効果がどれだけあるかを把握する検査で、国内で中和抗体検査を実施している施設は限られているという。
印西市岩戸の「モバイル移動型抗原抗体検査センター」は、中和抗体検査を受けられる数少ない施設の一つ。
センターの担当者は「中和抗体検査は、人々を新型コロナから守るためにも『次の一手』を考えるためにも必要。会社経営者の方は、定期健康診断のように従業員に受けさせてほしい。そうすればコロナは収束に向かうかも」という。
同センターでは、中和抗体検査をどのように行っているのか、本紙編集部が体験してみた。
1・検体採取
中和抗体検査は専用の採血キットで、検体採取する。これらは車内で行うため、感染の心配がない。
2・待機
検体を薬剤と混ぜてから、測定用のプレートに滴下し約10~15分待機する。
3・測定
プレートを専用の機械に差し込んで測定する。数値化された測定結果が印字され、被験者に渡される。
同センターでは「一般的に体内の中和抗体が少ないと、重症化リスクが高くなる恐れがあると言われています。中和抗体の量が分かれば、追加のワクチン接種をいつするかなど『次の一手』を考える目安になります。ご家族が感染して『私、濃厚接触者かしら?』と不安に思う方も、中和抗体検査を受けることをお勧めします」と、中和抗体検査の定期的な検査を呼びかけている。このほか、同センターでは抗体検査、抗原検査も実施している。
中和抗体検査・5500円
抗体検査・3300円
抗原検査・3300円
※企業・団体様への出張検査も行っております。ご希望の方は陰性証明書も発行できます。
モバイル移動型抗原抗体検査センター
印西市岩戸3629の1
電話0476(85)5526
「抗原検査 印西市」でGoogleマップを検索。