印西市木下地区での秋の風物詩「竹袋稲荷神社祭礼」が、10月7・8日の2日間にわたり開かれた。今年5月から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に変更後初めての開催で、地域の住民たちは祭礼の再開に喜びの表情を見せた。
祭礼1日目の7日は、同市木下地区の上町、下町、幸町の3地区がそれぞれ山車を出し、お囃子とともに山車を引いて町内を練り歩いた。この日は「木下駅南骨董市」が開かれており、骨董市会場のJR木下駅前南口商店街を各町内の山車が通ると、骨董市に来ていた来場者たちがスマートフォンを向けて写真や動画撮影をしていた。
祭礼2日目の夜は、同市木下地区の上町会館前に各町内の山車と神輿が集結。途中から小雨が降り出したが、神輿にビニールシートをかけて続行。会館前では木下音頭の演舞が行われ、吊り下げ花火が点火するなど、大いに賑わった。