中澤俊介議長が視察 子育て世代と直接対話 バレンタインクッキング

中澤俊介議長が視察 子育て世代と直接対話 バレンタインクッキング

 親子でお菓子作り体験をする「バレンタインクッキング」が2月12日、印西市中央南の市立中央駅前地域交流館で開かれ、親子連れなど27人が参加した。NPO法人「いんざい子ども劇場」が主催。
 参加者たちがスコーンと花の形をしたココア味の「お花のクッキー」の2品を作り、会場内にはお菓子の甘い匂いで満ちていた。
 小学1年生と3年生の子どもを連れて参加した市内の兼業主婦(41)は「久しぶりに子どもたちと会話をしながら調理できるのが本当に楽しかった」と、初参加ながらも親子でお菓子作り楽しんでいた。
 会場には中澤俊介・印西市議会議長が視察に訪れ、親子でお菓子作りに取り組んでいる様子を見ながら「クッキーがこんなに上手にできたんだ、おいしそうだね」などと声をかけていた。

親子でお菓子作りする様子を視察する中澤俊介・印西市議会議長(中央)

 お菓子作りを終えた後、中澤俊介・印西市議会議長と参加者たちとの意見交換が行われ、現役の子育て世代から率直な意見や要望が中澤議長に寄せられた。
 このうち、小学生を持つ保護者たちからは「学童に高学年の児童は入れないこともある」「東京の職場で働いているから、学童の終了時間に間に合わない」「子どもを学童に入れたいけど、市から『個々の学童に問い合わせてください』と言われた。空き状況を一つひとつ問い合わせないといけないのでハードルが高い」など、学童クラブ運営の問題点を指摘した。
 また、市内の小学校に関する意見では「原小では校庭が狭くて、校庭に出られる時間を学年ごとで区切っている」という事例や、児童数が増えたのに合わせて校内設備の充実を求める意見なども上がった。
 中澤議長は「いま学校に子どもを通学させている人の意見を聞かないといけない」として、改善に向けて前向きに検討する姿勢を示した。
 このほか、高運賃の北総線対策に、ニュータウン地区とJR木下駅をつなぐ直通バス路線開設、子どもたちが自由にボール遊びできるプレーパークの開設などの要望が寄せられた。

 意見を述べた保護者からは「市議会議員に意見を言う機会がなかなか無いので良かった」などの声が聞かれた。

◆いんざい子ども劇場公式サイト

https://npoinzaikodomo.wixsite.com/inzaikodomo

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