1月9日の「成人の日」を前に、20歳の門出を祝う「印西市二十歳を祝う会」が1月8日、印西市浦部の松山下公園総合体育館で執り行われ、20歳の若者ら706人が参加した。
同市生涯学習課によると、民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられたのに伴い、今回から名称を「成人記念式典」から「二十歳を祝う会」に変更し、中学校区ごとに分けて午前・午後の2部制で実施した。
式典では、晴れ着やスーツ、紋付袴などで着飾った若者らが集まる中、20歳の代表者意見発表などが行われた。中澤俊介・印西市議会議長が来賓祝辞で「皆さんがしっかりと自分の意見や信念を持ち、夢や目標に向かって前進していただく事を、心から願ってやみません」と述べた。
式典の実行委員を務めた、国際武道大学の中澤拓雅さん(20)は「市民の安全を第一に考えて、正義を貫く警察官になりたい」と、将来の目標を語った。
会場周辺では、暴走行為に備えて千葉県警の捜査員が警戒に当たったが、大きな混乱は見られなかった。
【利根新報WEB版で二十歳を祝う会の写真などを公開】