栄町・安食駅イルミネーション点灯 町民のため、逆境に負けず存続

栄町・安食駅イルミネーション点灯 町民のため、逆境に負けず存続

 栄町のJR安食駅北口・南口を彩るイルミネーションが、12月1日から点灯を始めた。今年で8回目。=写真=
 町によると、今年は電気料金高騰の影響で、LED電球の設置規模を昨年の13万球から約10万球に縮小したという。
 橋本浩町長は点灯式のあいさつで、物価高騰などの話題に触れた上で、駅を利用する通勤通学客に向け「こんな時でもイルミネーションを灯して、みんなの希望や、勇気づけたいという思いで今回の開催の運びになった」と述べた。
 イルミネーション設置に携わった、栄町建設協同組合の藤村勉理事長は「今回は、今まで通り続けるかやめるか悩んだ。縮小してもいいからやろう、ということで実施した」と、イルミネーション存続を巡り悩んだ事を明かした。
 駅前では、マスコットキャラクター「龍夢(どらむ)くん」のイルミネーションなどが点灯し、集まった家族連れが記念写真を撮るなどしていた。

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