江戸時代から約160年近く続く老舗で、現在の店舗は1927年に建てられた風格のある店構え。
7代目店主の塚田靖さん(66)は「食材が値上がりして商売が大変」と、店舗運営の苦労を口にするも、そばは自家製麺にこだわり、そばつゆは昔ながらの「本がえし」の製法を守り通して老舗の看板を守る。
猛暑が続く夏にピッタリなのが、夏季限定メニューの「おろしそば」。
冷たいそばの上に、大根おろし、刻みのり、わかめ、なると、かつお節が載り、見た目も涼しげ。薬味のねぎとワサビを加え、そばつゆを掛けていただくと、サッパリとした口当たりで、暑さで食欲が落ちてもスルスルっと箸が進む。好みで付け合わせの揚げ玉を加えると、味の変化が楽しめる。
約10年前に始めた時は、揚げ玉は無かったが「揚げ玉を付けたら人気が出た」といい、今では定番の「天ざるそば」と並ぶ夏の人気メニューに昇格した。
そばと各種ミニ丼のセットメニューのほか「そばアイス」「そばがきしるこ」など甘味メニューもあり、年代を問わず楽しめる。
住所:印西市木下1400
電話:0476(42)2043
営業時間:午前11時~午後6時30分
月・金曜日:午前11時~午後2時30分
定休日:火曜日
※そばが無くなり次第終了もあり。