【松本尚・衆議院議員コラム】見て、聞いて、永田町 第1回 国会議事堂、あれこれ

 

松本尚 衆議院議員

 このコラムではみなさんが普段知ることのない国会や国会議員の仕事、折々の話題について、できるだけ素人目線(もともと私も昨秋までは政治家ではありませんでしたから)で紹介していきたいと思います。 

 国会議事堂は一国の民主主義の実践を象徴する壮大な舞台装置です。正門と中央玄関は天皇陛下と国賓が国会に入られるときに使用されます。衆議院、参議院にかかわらず毎選挙後の初登院のときだけ議員もここから入ることが許されています。と言うわけで、第一回目の話題は「国会議事堂」です。

 国会議事堂は正面に向かって左側が衆議院、右側が参議院。左右それぞれにも正玄関があり、その他に裏側、地下のそれぞれの出入り口に登院表示盤が設置されています。昔は名前が書いてある木札を裏返して登院していましたが(覚えている方も多いと思います)、それが押しボタンに変わり、2018年からはタッチパネルになっています。本会議や委員会に出席するときは必ずパネルの自分の名前のところをタッチして登院したことを示します。

 本会議場は思ったよりも小さい印象です。席も狭く、コロナ禍での全員出席となるとかなり「密」な状態です。しかし、換気はとてもよい状態だそうです。そもそも大声を出したりすることはありませんし(ヤジを飛ばす人はいますけど)、マスクも着用していますので感染対策は十分だと思います。

 議事堂の中にはいくつもの委員室があります。皆さんもよく目にするのが一番大きな第一委員室です。私も2月にこの場所で質問に立ちましたが、いつもテレビに映っている部屋ですから、さすがにこのときは「国会議員になったんだなぁ」と感じました。また、自民党をはじめ各党(会派と言います)にはそれぞれの議員数に基づいた広さの部屋が割り当てられています。昨年の総選挙では日本維新の会が議席を伸ばしたので、その分、自民党の国会対策室は3分の2に縮小してしまいました。こんなところにも選挙の結果が影響します。

 創建時には大日本帝国議会が開かれていた国会議事堂は1936年(昭和11年)に完成しました。東京大空襲をもくぐり抜けたわが国の国権の最高機関は、その建物だけでなく、文化や慣習も大切にしていかなければならない場所だと思います。

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