ラグビーのジャパンラグビーリーグワンD2(2部)のNECグリーンロケッツ東葛は、5月18・25両日のD1(1部)/D2入替戦でいずれも敗れ、悲願のD1復帰は来シーズン以降に持ち越された。
東葛は5月18日に柏の葉公園総合競技場で開かれたD1/D2入替戦第1戦では、D110位のリコーブラックラムズ東京と対戦。試合は前半から東京優位で展開し7―26で前半終了。後半からは東葛が流れを取り戻した時間帯もあったが、東京優位は揺るがず21―40で1敗した。
5月25日に相模原ギオンスタジアムで開かれた入替戦第2戦では、またも東京と対戦。試合は前半から東京優位で展開し、前半13分に東葛のアセリ・マシヴォウが「危険なプレー」で、同17分には東葛のミティエリ・ツイナカウヴァドラが「反則の繰り返し」で、いずれも退場処分を受けた。東葛は2人少ない13人で戦うことになり、0―31で東京リードのまま前半終了。後半は東葛が一矢を報いようとしたが得点にはつながらず、0―55の大差で東京に2敗を喫し、東葛のD1復帰は叶わなかった。
レメキ主将ら選手10人が退団
NECグリーンロケッツ東葛は5月15日、レメキ・ロマノ・ラヴァ主将=写真=ら選手10人が今シーズン限りで退団すると発表した。東葛の広報担当者によると、退団選手からのコメントは、後日公式サイトや公式SNSで発表するという。
退団選手は以下の通り。(敬称略)
レメキ・ロマノ・ラヴァ▽上田聖▽トム・マーシャル▽ティム・ベネット▽児玉健太郎▽ルーク・ポーター▽サム・ジェフリーズ▽前田土芽▽イシレリ・マヌ▽ティアン・スワネポール。