消防団員らが表彰 印西市出初式

出初式で受け取った表彰状を披露する、市立小林小学校の少年少女消防隊の隊員たち

 印西市内の消防団が一堂に会する「印西市出初式」が1月13日、印西市大森の市文化ホールで執り行われた。
 式典では、消防殉職者に対する黙とうが捧げられ、各消防団員の表彰や、学校単位で防火活動に取り組む市立小林小学校少年少女消防隊への表彰などが行われた。
 このうち、県知事表彰では第1分団第2部の団員ら6人に功労章が贈られた。印西市長表彰では、第1分団第1部と第12分団第2部に功労章が贈られた。
 受賞者代表で川村洋介・本部付分団長が「これを機にさらに消防人としての自覚を高め、なお一層皆さまの期待に応える覚悟でございます」と謝辞を述べた。
 小林小の少年少女消防隊員ら5人も表彰状を受け取り、「小学5年生の頃から2年間活動してきた」という、同消防隊員の茂木優葵斗さん(11)=小学6年=は「操法の動きとかが大変でした」と、これまでの活動を振り返った。
 同小の少年少女消防隊は1963年に全国で初めて組織され、約60年近くの歴史があるという。同小では3年生で消防について学習する機会があり、同消防隊による消火ポンプの操作方法披露が毎年1回全校児童の前で行われ、同小の防災リーダーとして活躍しているという。

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