2024年1月2、3両日に行われる第100回箱根駅伝を控え、順天堂大学陸上競技部の長門俊介監督は12月13日の記者会見で、総合5位以内入賞の目標を掲げ「往路は7、8番以内に入っておかないと、復路一斉スタートに巻き込まれる」と述べた上で「自分たちの走りをできるような状況にしていかないといけない」との認識を示した。
同部のエントリー選手16人は3・4年生8人と1・2年生8人の、バランスを重視した構成。長門監督は「スピードがある者、タフな者の組み合わせて箱根駅伝を戦っていけるのではないか」と語った。
三浦、藤原両主将が意気込み語る
順大は前回大会では総合5位に入賞し、2年連続のトップ5入りを果たした。しかし、10月9日の出雲駅伝では10位、11月5日の全日本大学駅伝では11位と厳しい状況が続く。
三浦龍司主将(4年)は「チームに勢いを付けれる走りをしていきたい」、三浦と共同主将を務める藤原優希(4年)は「出雲、全日本駅伝で出走できなかった悔しさ、主将としての意地、4年生として最後の駅伝に賭ける思いを走りにぶつけていきたい」と、それぞれ意気込みを見せた。
エントリー選手16人は以下の通り
★4年生▽三浦龍司▽藤原優希▽石井一希▽内田征冶▽斎藤舜太
★3年生▽浅井皓貴▽海老澤憲伸▽鬼澤大樹
★2年生▽石岡大侑▽児玉空琉▽氷見哲太▽村尾雄己▽森本喜道
★1年生▽荒牧琢登▽古川達也▽吉岡大翔