自転車ファンに朗報 成田線でB.B.BASEの定期運行要望

 JR成田線を活性化するために、印西市など千葉・茨城両県の4市3町で構成する「成田線活性化推進協議会」が中心となって、JR東日本が運行する観光列車「B.B.BASE」(ビービーベース)を成田線に誘致し同列車を定期運行する要望をJR東日本千葉支社の中川晴美支社長に対し行っている。同列車の定期運行が実現すれば、印西市内の木下駅、小林駅を含めた成田線沿線活性化の起爆剤となり利用者増加が見込まれる。

中澤俊介・印西市議会議長もB.B.BASE誘致に尽力

成田線活性化推進協議会メンバーの中澤俊介・印西市議会議長

 「B.B.BASE」の成田線に誘致し定期運行する要望に尽力している、成田線活性化推進協議会メンバーの中澤俊介・印西市議会議長は「125周年記念に向けて、大きなイベントを実施したい。今後は修学旅行などの学校行事でも活用できればと思う」として、同列車の定期運行実現に大きな期待を寄せている。

観光列車「B.B.BASE」の外観(JR千葉支社提供)
観光列車「B.B.BASE」の外観(JR千葉支社提供)
観光列車「B.B.BASE」の内部(JR千葉支社提供)

 印西市内への運行に期待高まる

 観光列車「B.B.BASE」の名前の由来は、BOSO(房総)BICYCLE(自転車)BASE(基地)から来ており、列車をサイクリングの基地に見立てて、自転車を解体せずにそのまま列車内に持ち込めるのが特徴。
 同列車は2018年から運行が開始され、JR両国駅から出発し、内房、外房、佐倉・銚子、佐原・鹿島、九十九里、鹿野山・菜久留トレインの6コースで土日祝日に定期運行。サイクリング愛好家を中心に人気を集めている。
 同列車が成田線で運行されたのは、2021年に成田線が開通120周年記念の一環として、両国駅~布佐駅間での運転がきっかけ。成田線への同列車運行が好評を得たことから、翌22年10月には同駅区間で「B.B.BASE手賀沼」が運行されたという。
 同列車の定期運行実現や印西市内への停車などについて、JR千葉支社企画総務部は「まだ検討中で、総合的に判断して決定する」とコメントした。
 同列車の定期運行が行われ、印西市内の木下駅や小林駅への停車が実現すれば、市内外から自転車利用者を中心に多くの観光客が訪れることが想定されるなど、沿線活性化への期待が高まっている。

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