印西市の板倉正直市長が10月16日、同市大森の市文化ホールで、後援会主催の「板倉正直印西市政10周年報告会」に登壇し、市長就任以降の市政報告と自身の日本舞踊を披露した。
会合は2部構成で計4時間30分の内、第1部は板倉市長の市政報告演説に約58分。第2部の演芸大会は、「三浦京正」の芸名を持つ板倉市長の日本舞踊、大木弘教育長ら関係者のカラオケ披露、歌手の三田明さんら3人のプロ歌手による歌謡ショーなどを含め、歌や踊りの発表が約3時間20分行われ、主催者発表で約430人が鑑賞した。
このうち、板倉市長の演説終了後になぜかタレントのガッツ石松さんが登場し(登壇は数分間)、板倉市長とグータッチしたほか、白井市在住の演歌歌手・高城靖雄さんが「夜明けのブルース」の歌詞の一部を「ここは印西 市長の街よ シャレた男の夜明けのブルース」と変えて歌う場面が見られた。
現職市長による市民向けの市政活動報告会は全国的に広く行われているが、市政活動報告とプロ歌手を招いた長時間の演芸大会の組み合わせは、千葉県内や近隣県では例がなく、異例の取り組みといえる。
今回の会合について、印西市秘書広報課に確認を求めたが、どういう訳か「把握していない」との回答を得た。
【板倉正直市長の市政報告演説の音声(約58分)や動画の一部などを、利根新報WEB版にて先行公開します】