印西市消防団が小型ポンプの部・敢闘賞受賞 印旛支部消防操法大会

小型ポンプの部で火点(的)に向けて放水する、印西市消防団第3分団第9部(大森)の団員たち

 消防団員の消防操法技術向上と地域防災体制強化を目指す、第42回千葉県消防協会印旛支部消防操法大会が7月3日、八街市の市スポーツプラザで行われ、印西市消防団が小型ポンプの部で敢闘賞を受賞した。
 3年ぶりの大会では、同支部に所属する9市町のうち印西市や栄町など8市町の団員約110人が参加。ポンプ車や小型ポンプを操作し、放水して火点(的)を倒すまでの時間と、正確な操作、規律を競った。
 印西市消防団は、第3分団第9部(大森)の団員4人が小型ポンプの部で出場し善戦したが、惜しくも優勝には届かず敢闘賞となった。
 選手の個人表彰では、小型ポンプの部・優秀3番員に、印西市消防団の金子純一さんが選ばれた。
 大会結果について、市消防団本部の宮本浩団長は「コロナ禍の中で皆さん訓練を重ねていただいて、結果はどうあれ、よく戦ってくれたと思います」と、選手をねぎらった。
 印西市防災課によると、消防団員は定員772人中4月1日現在で595人と定員割れで、同課では消防団加入を呼びかけている。

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