ラグビーのジャパンラグビーリーグワンD2(2部)のNECグリーンロケッツ東葛は3月10日、柏市の柏の葉公園総合競技場でレッドハリケーンズ大阪と対戦。60-15で圧勝し、リーグD1(1部)復帰への歩みを進めた。
東葛は前半3分、アッシュ・ディクソンが先制トライを決めたのを皮切りに順調に得点を重ね、前半終了間際に大阪に得点を許すも、24―10と東葛のリードで前半を折り返した。
後半も東葛の勢いは止まらず、後半開始早々の48分にアセリ・マシヴォウがトライを決めて以降、東葛の快進撃が続く。東葛は選手がトライを決めた後のゴールキックで失敗する場面が時折見られたものの、終始東葛優位の情勢は揺るがず、60―15と今季最多得点で東葛が勝利した。
試合後の記者会見で東葛の瀧澤直ゲームキャプテンは「D1に行くのが僕たちの最終ゴール」と述べた上で、今後行われるD2順位決定戦や今年5月頃に実施予定のD1入れ替え戦を念頭に「チームとしてはいい方向に進めているのかな」と語った。
この日は印西市民と白井市民向けのホストタウンデーでもあり、試合開始前の会場周辺では、印西市がPRブースを出展し、名産品の木下せんべい300枚と特製缶バッジ500枚を来場者らに配布。白井市のPRブースでは農産品などを販売していた。