コロナ禍から４年目の夏を迎え、各種規制も緩和されて夏休みの観光に出かけたくなる頃。利根新報編集部では、身近な夏休み観光イベントをご紹介します。
※新型コロナウイルスの感染状況により、変更の場合があります。
手賀沼花火大会 ８月５日開催
夏の風物詩「手賀沼花火大会」が８月５日午後７時から、我孫子・柏両市でコロナ禍以降４年ぶりに開催される。我孫子会場は、我孫子市若松の手賀沼公園。柏会場は柏市の手賀沼自然ふれあい緑道周辺。
手賀沼花火大会は、我孫子・柏両市で開かれる花火大会で、１９８７年８月に我孫子、柏、沼南町（当時）＝２００５年に柏市と合併＝の２市１町が、利根川の治水１００周年を記念して手賀沼湖畔で実施したのが起源。その後、毎年８月の第１土曜日に開かれ、２０１８年には千葉県民投票により「ちば文化資産」に選出され、地域の夏の風物詩として定着した。
花火大会開催には多額の費用がかかることから、市ではふるさと納税や店頭募金の他に、ＪＲ我孫子駅北口・南口やＪＲ天王台駅南口の駅頭で街頭募金を実施する。募金実施日時は７月３、18、25日の午後６時～午後７時30分。
この他、花火大会翌日のゴミ拾いボランティアなども募集している。
問い合わせ先は我孫子市商業観光課。電話04（７１８５）１１１１まで。
https://www.teganuma-hanabi-abiko.com/
六軒厳島神社祭礼 ７月15日～17日
印西市木下地区で毎年７月中旬に開かれる「六軒厳島神社祭礼」が、今年は７月15・16・17日の３日間にわたり開かれる。祭礼開催は、コロナ禍前の２０１９年以来４年ぶり。
初日の15日は、午前10時頃の神事を皮切りに、午後１時頃に同神社を神輿が出発。町内各地を練り歩き、町内の御仮屋に午後９時30分頃に神輿を収める。
２日目の16日には３台の山車が町内各地を回り、午後５時50分頃に同神社付近に３台の山車が集結して、お囃子の競演を行う。
最終日の17日には、午後１時頃に神輿が御仮屋を出て町内や路地を練り歩くほか、山車３台も同様に町内各地を回り、祭りは最高潮に達する。
祭礼期間中は、同神社周辺の道路に交通規制がかかるため、車で移動の際は注意が必要。