印西市内の市立中学校9校で3月10日、卒業式が行われた。このうち同市大森の市立印西中学校では、4年ぶりに全校生徒が揃った形で行われ、卒業生94人が在校生や保護者らに見守られ卒業の門出を迎えた。
式では全校生徒の参列が最優先事項のため、卒業生は卒業証書授与などの限られた場面でのみマスクを外し、それ以外はマスクを着けたままで式に臨んだ。
卒業生代表が答辞で「異例づくしの私たちの中学校生活が幕を開けた」と、コロナ禍で翻弄された日々を振り返りつつ、中学3年生として過ごした1年間を「この1年間は私が生きてきた15年の中で最高の1年でした」と語った。