本埜白鳥の郷 白鳥の群れに注目集まる

本埜白鳥の郷に飛来する白鳥たち

 白鳥の飛来地で有名な、印西市笠神の「本埜白鳥の郷」には、毎年秋から冬にかけてシベリアから約1000羽前後の白鳥が飛来し、多くの人々の注目を集めている。
 同所は1992年に農業用排水路工事で一時的に水田に水を溜めていたところに6羽の白鳥が飛来。近くに住む出山光男さん(故人)が白鳥を見つけてエサを与えようとするが白鳥が警戒心から離れるため、同じ時間に同じ服装で出かけるようにして餌付けに成功したのが始まり。
 白鳥の保護に携わる「本埜白鳥を守る会」の森口明事務局長(76)によると、2022年度は昨年10月20日に白鳥2羽が白鳥の郷に初飛来して以降、今年1月16日には飛来した白鳥が1008羽と、今年度最高を記録した。
 白鳥の群れは、2月末頃から3月上旬にかけて、20~30羽単位で徐々にシベリアに帰るという。
 印西市立本埜小学校では、児童が白鳥の様子を観察し公式ブログで白鳥の飛来情報を随時更新している。

印西市立本埜小学校公式ブログ

http://inzai.ed.jp/motono-e/

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