印西市内の消防団が一堂に会する「印西市出初式」が1月7日、印西市浦部の松山下公園総合体育館で執り行われた。
式典では、市内の各消防団の団旗が入場し、各消防団員の表彰や、学校単位で防火活動に取り組む市立小林小学校少年少女消防隊への表彰などが行われた。
このうち、県知事表彰では第1分団第2部の団員ら6人に功労章が贈られた。印西市長表彰では、昨年7月の県消防協会印旛支部消防操法大会で小型ポンプの部で敢闘賞を受賞した、第3分団第9部に功労章が贈られた。
小林小学校の少年少女消防隊は約60年近くの歴史があり、市内の小学校で消防隊を組織しているのは同小だけという。同小では3年生で消防について学習する機会があり、同消防隊による消火ポンプの操作方法披露が、毎年1回全校児童の前で行われるという。
同消防隊員の前田美咲さん(小学6年)は「珍しい体験を体験できて、憧れだった少年少女消防隊に入れてよかった」と語った。