栄町商工会会長杯ラグビー2022が初開催 未来のラガーマンが試合に臨む

試合に臨む印西ラグビースクールの選手たち(青色のユニホーム)

 ラグビースクールに通う小学生などを対象にした大会「栄町商工会会長杯ラグビー2022」が12月10日、栄町生板鍋子新田の町民グラウンドで初めて開かれ、千葉・茨城両県から計10チームが参加し児童など約600人が参加した。
 開会式あいさつで池田和彦・栄町商工会会長は「個人の力、選手の力も大切ですけど、チームワークで勝つ事が大切」と説いた。
 試合は学年ごとに分かれて予選リーグと決勝トーナメントが行われ、児童たちはそれぞれのグラウンドで試合に臨んだ。このうち小学1・2年生と園児は、タックルの代わりに体に付けたタグを取るタグラグビーの試合が行われた。
 試合に参加した、印西ラグビースクールの猿橋康生くん(小学3年)は「すごく難しいところもあったけど楽しかった」と話した。市川ラグビー少年団「りとるキング」の小学4年生女子は「タックルができるところ」と、ラグビーの魅力を説いた。
 当初は9月頃に行われる予定だったが、雨で順延など諸事情が重なり12月の開催となった。大会運営幹事の荻原健一・印西ラグビースクール代表は「できれば2回目、3回目も続けていきたい」と意欲を示した。
 千葉県ラグビー協会の繁田富久夫スクール委員長は「思いのほか選手が集まってくれた。栄町商工会もバックアップしてくれた」と、運営に協力した商工会関係者に感謝の意を示した。
 同町商工会の渡部紘志副会長は「社会貢献の気持ちでやっている。栄町に人が来てくれることがありがたい」と語った。
 会場にはラーメン店「麺場田所商店」のキッチンカーや野菜直売所「龍の産直館」の販売テントなどが軒を連ね、参加者らが食事や買い物を楽しんでいた。
 自身もラグビー経験を持つ、印西市ラグビー協会理事の中澤俊介・印西市議会議長は「これからラグビーシーズンが始まり、2023年にはラグビーワールドカップフランス大会が始まる。栄町でもラグビーの機運が盛り上がってくれると、子どもたちの夢や希望につながる」と、今後への期待を見せた。

印西ラグビースクールの選手たちに声をかける、中澤俊介・印西市議会議長(後方右)

栄町商工会長杯ラグビー2022結果

6年生 優勝 常総ジュニアラグビーフットボールクラブ
   準優勝 あびこラグビースクール
5年生 優勝 松戸少年ラグビースクール
   準優勝 常総ジュニアラグビーフットボールクラブ
4年生 優勝 市川ラグビー少年団りとるキング
   準優勝 常総ジュニアラグビーフットボールクラブ
3年生 優勝 常総ジュニアラグビーフットボールクラブ
   準優勝 印西ラグビースクール
2年生 優勝 引き分けの為 両チーム優勝
   印西ラグビースクール・常総ジュニアラグビーフットボールクラブ
1年生 優勝 常総ジュニアラグビーフットボールクラブ
   準優勝 松戸少年ラグビースクール
Dカテゴリー(園児) 
    優勝 常総ジュニアラグビーフットボールクラブ
   準優勝 松戸少年ラグビースクール

スポーツカテゴリの最新記事